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日記一覧

 国内ではフランス語の古本は、神田の田村書店、古書会館の洋古書展ぐらいでしか、大量に見ることはありません。関西では、たまに百万遍の古書市でまとまって出るぐらいですが、大阪で飲み会のついでに天神橋筋の天牛書店へ立ち寄ったら、下記の本を見つけま

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小門勝二『パリの日本人』上巻・下巻(私家版 1969年)                                    明治から昭和にかけて、パリに滞在した日本人のエピソードを小説仕立てで面白おかしく紹介しています。上下巻合わせて全部で1

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Jules JANIN『CONTES FANTASTIQUES ET CONTES LITTÉRAIRES』(ressources 1979年)                                    生田耕作旧蔵書。国内のネットで購入した本。ルリュールの外観と、「神戸奢灞都館主蔵

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十川信介編『藤村文明論集』(岩波文庫 1995年)                                    前回の「藤村のパリ」に続き、藤村本人の文章を読むことにしました。3年間のフランス滞在の報告、北米南米旅行の感想、19世紀以降の

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河盛好蔵『藤村のパリ』(新潮文庫 2000年)                                    藤村がパリに約3年滞在した時の体験を追いかけた一種のノンフィクション・ドキュメント。いろんなエピソードが連続して冗舌に語られてい

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三浦信孝編『近代日本と仏蘭西―10人のフランス体験』(大修館書店 2004年) 日本人のヨーロッパ体験の本を読んでいますが、今回は、複数の人物のフランス体験を少し時代を広げて検討した本。東京日仏会館創立80周年を記念して行われたシンポジウムの記録で

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 オークションで、ディスプレイ用洋書一括というのをよく見かけます。そういう場合はたいてい一冊ずつの紹介がないので、背表紙を必死になって読み取ったりしますが、今回そうした苦労が実り、探求書を見つけることができました。G.O.CHÃTEAUREYNAUD『L

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