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日記一覧

坂井信夫『影の年代記』(弓立社 1979年)坂井信夫『レクイエム』(七月堂 1983年) 坂井信夫についてはまったく知りませんでしたが、4年ほど前、神戸の古本市で、『レクイエム』を手に取り、架空の町をテーマとした散文詩のようだったので、購入したのが始

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時里二郎『胚種譚』(湯川書房 1983年)時里二郎『翅の伝記』(書肆山田 2003年) この人の詩集は入手が難しくて、この2冊しか読んでませんが、2冊に共通しているのは、『胚種譚』には北川健次という人の銅版画、『翅の伝記』には勝本みつるという人の装画が

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粕谷栄市『鄙唄』(書肆山田 2004年)粕谷栄市『轉落』(思潮社 2004年)粕谷栄市『遠い川』(思潮社 2010年)古河文学館編『粒来哲蔵と粕谷栄市』(古河文学館 2006年) 前回に引き続き、粕谷栄市を読みました。これで、入手困難の最新作(と言っても2013年

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 秋の古本市シーズンたけなわ、上記の二つの古本市を覗いてきました。まず四天王寺の古本祭りは、二日目に行きました。初日は雨だったのと、この日3連休初日の土曜日だったので、大賑わい。10時前に到着、100円均一台で、下記2冊。W買いを覚悟だったが、幸い

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Frédérick Tristan『Dieu, l’Univers et madame Berthe』(FAYARD 2002年) 10年ほど前のパリ古本ツアーで、ジベール・ジョゼフ書店で買ったもの。フレデリック・トリスタンを読むのは初めて。たぶんトリスタン作品は一篇も翻訳が出てないはずで

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『粕谷栄市詩集』(思潮社 1976年)『続・粕谷栄市詩集』(思潮社 2003年)粕谷栄市『鏡と街』(思潮社 1992年)粕谷栄市『化体』(思潮社 1999年) やはり異界が多く舞台となっている粕谷栄市の散文詩を2回に分けて読もうと思います。まず初回は、処女詩集

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