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日記一覧

夢と暴動
2017年08月30日23:11

薄暗さをムードと呼べるなら情感過剰の地階でコックが微笑んでいた糊のきいた白衣が砂漠の綿のように白く亜流の帽子が初卵の卵膜よりも白いより、誇りより慎ましく聳えたちらさらさと地の天をこちょこちょとする雨に従う工作室日蝕へ犯された木洩れ日の記号を

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獣欲とネソット
2017年08月28日23:13

ピザの王様、からい汗ソファに午後の霊がもぐり込んでく阿修羅が身を映した三面鏡と、新鮮な屍接ぎ木された躊躇いが、最も美しい儀礼剣を頚で召しませバラ撒かれた機関誌が調布で鼓動で疼く此処の慰霊の石仏へ鼻毛を植えまくった、ね水を想うとチョップした肉

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ナツメグ
2017年08月27日21:23

鏡に写った肖像へこいをした螺旋階段の終点はパチンコの筐体より煩く脱出ポッドより孤独だ失われる美しいものは美しいから失われる花火が残像になっても硝煙の匂いを巾着に封印するみたいにパンを焼いて河川がせせらいだマッセするわたしたちは互いに孤独な星

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無題
2017年08月27日01:00

夕をとうに過ぎたかえりみち白黒の段幕が橙な温もりと光とに染められていた君の足音が返す反射で歩道の硬さを探り自由なポケットで陽の名残を骨董と共に確めている危険なモニターが眼から霊を吸うらしいエジプトの娼婦のフェラチオよりも巧みにそれは何故危険

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オーダーメイド
2017年08月25日00:50

首を吊った伯父さんは溜め息が銀河みたいに輝いて伯父さんはキンパツになって環状列石で干物になっちゃった強い引力よりずっとつよい合意の上で乙女の心臓はちいちゃな飴玉のようにからびた木馬のピンナップ誇らしげに山間で枯れる杉玉を絶叫によって雨に頷く

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戸棚
2017年08月24日00:36

ロケットソネットガングリオンふりたいふりきりたい熱情を岸壁へ磔て生活へ影を落としたlり頭頂にが疑念あらし娘を抱き抱えてえ槌でくだきてえ鎮守の社で螺旋のケツの仕舞いの血管を避けてえただ浜風此処で終う其を是とせずワガママしたら発電機紙のように炎

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無題の光
2017年08月22日23:01

光を追ったキミの背中ぼけてる季節の秋の柿落下キミは本当に死にたいの?それはスタイルじゃないの?鉄を錬成する為には歴史も時もしゃべえくれえしっかり経ったが女将の膝先みたいにキッチリ夜中に分け入る堅い堅いペニスを欄間に掛けたの?想像をしてやっぱ

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蹴りつける
2017年08月18日23:26

鏡の星空踵からけったけった欠けて煌めいた星と深紅の装束かれもしらないあなたのさなぎ山椒の葉は今夏妙にあおくしげっている妻は午後、文化包丁取り落とした時同じくして青虫がおちたからから鉢から山椒の葉がんが暴力的に繁りまくり鳥の糞と大輪の命脈が此

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観音をしゃぶって
2017年08月16日23:38

あくびの根元に海がありまっしろい枝をふるわたしは叫んだ熱砂に食まれながらモルタルのひびかけ彼岸の強い日の死が堆積して、すこしまようような剥ぎ取る臭腺が泊まりところなくニヒルに構えた夜光へ風車が燃えてるのを胸でいっぱい且つ肩ごしで見続ける仕掛

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おじぎり
2017年08月11日00:24

それを抱いてあれをはなしたその手で握るにぎりめし県大会でイイところまでいったメトロがくらい豪風と来て停まるチカチカするにぎりめしがひかるヨーロッパへ、おいでよすべてを脱ぎすてて魚の脂がしたたって沈黙の煙りがたつにぎりめし騒乱の図形に焼鮭をい

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カーニバル
2017年08月02日23:26

社殿を構築する木は白い胸の雑踏が紙のような蛾に舞って枯木の灯火へむれて別れ溜め池の棒杭は濡れてくろく太陽の光線をこの身へ一身へ受け問いの筋道なくして鯉魚が跳躍した波紋が心臓の拍とかさなりあうだからほえるおれはにくを喰いたいんだ緑色イヤリング

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