ゆうだちぬれはじめの匂い知っている、ありふれているけれど変容の匂い、ぬれた路面が灼熱で瞬間に、乾いたら、匂いは、おれの身は焼け焦げてボクサーの姿勢で炭化して、も闘っている匂い、はなあ、苦痛は繭になって痛みだけが羽化して、夜蛾に網膜のオーロラ
社会保障についておもうさっきはヤシガニをみたおもう、おもいつつぴたぴたと、なでるひたひたとおれをおくるのらいぬのあたまこんな暗夜には清貧なんて言葉、枯木の、うろのようひたすらまずしく 海はすみわたりだらしない 1枚のシーツを、5人で
ここには、なにもないないけれど、季節がこすれるときに、胎動が、おとけれど、MD、らっきょう、ブタマン、トリコモナス、ひらいたヤキトリ、新線新宿、knockに躓く地方へ跨線橋から気泡が、空へもう、暴動の装丁だ下校に背いて、スニーカーで雛菊の首を刈っ
硬質な香りがあった音階と礼拝、幼きニスをふみこえた、チェリー材の黒檀、星辰の果てにオルガン故も素知らぬ聖餅、聖水、砂場に埋もれた、青い血液の、迸る血管の紋様、それはいつかオパールに、なるそれを掘る、童心のみが孕みうる残虐性のイノセンス、のマ