青糊の効いた制服の紺から青い、色だけが芽吹く赤喧騒の赤軒の鉤へ吊られたバラされた豚「友人の気安さで」「背中が描かれている」elevatorの戸が外れびろうどで飛ぼうとしている(テキストを開いて)(少しも酔っていないね)闇木材製概念が雨のなかに黙っている
《名・ス自》危ないことを押し切って行うこと。成功のおぼつかないことをあえて行うこと。(Wikipediaより引用)チャンネルを切り替えひとは笑いはじめる右ヨシ、左ヨシ!笑うくらいなら腹筋のすじを伝って啼けない鳥になるなるぜよかくたる物がなくて走るなら
ひっそりと歩く八月の雨怪訝なパラソルのたおやめ曇る湖水に映り込んだ透明な、旅する輪郭夜行する婢どこかで実ることを止めぼんやりしながらつい、遡上に決めた透明さがいつか琥珀を帯びてゆく他人のままドア叩く階下から予感は、全裸で来る枯れながら色づく
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浮いては沈むポエットををこの眼前に確固と存在する鯛の頭バスはひかりのように速く俳句のプールが真夏日に冷えてて気持ちいいようにみなそこへ沈下した大切な部品たち学童たちがきゃいわいと賑わい、引き起こす対流で組み立てるキッチン・タイマーの力学的分