予感する眺望は緑、永遠の夢、滑空する鳥の幻、緑の色、真白き此処に午後の白光、ブラウン運動、並列されたゲーム・マシンの群も夢、みる踊場、階段に発光のワンピース、チキンライスの頂点、はためく日章旗名付けられぬ、分類の網に掛からぬ少女、乙女、女児
時には語るため忘れるため酔うために、ただ痛めつけてもこころを、身も、それでも時に、素直に、宵は優しく…トム・コリンズ静かな夜、静かなバーに留まってひとりたちかわる、彼ら、彼女たちちょっとした傷口を、思い思いにカクテルの泉へ、浸して、わすれて
バスを見ていた、虹の街へ 行くというバスを見ていた、磨滅した国道、馬刺は宿命、棗に綴じ込む落日の、テラスに散乱された、コバルトのピアス虹のたもとは虚無でありおれの動脈はさわいで、ひえた左折するとき、虹の街華麗であってほしい、マイクロバス情
さあさあ、此処で小噺をひとつって一発カマすぜ!歯糞由来のハンマーで図書を一喝ねちっこい税金対策、砕いてよ植物園のジグソーパズルこんな蝶の、サンザンと舞う真昼に観念の雄叫びの、ちり紙の、楽園は、極彩色の残響のリセット、マン汁清らかに告白、を路
健康ですか?へい、健康でつ!、ってくぱぁ…!問わないで、そんな手裏剣、スペルユーザーそんなポケベルの暗号とカルチャー・スクール畳に100年、キッチン・ドランカー・・・暴いてくれ、暴いてあらゆる悪事を、ジフテリアをそんで解放して!薫る花束を、
いよいよビョーキが脳髄の深部にまで達し、詩集を刊行する事に相成りますた1冊売れる毎に、2000円強の赤字となる我が詩集売れて欲しい、うわあやめてくれという絶妙な煩悶を与えてくれる「詩集ぷらねた・りうむ」は、居酒屋まるせんでのみの手売りとなってお
的、だ射的の夕闇、喧騒、涼風燈明いっさんに注視を浴びる的、だ欲望と呼ぶにはうすい、射倖心頼りない銃把、角の崩れたコルクときっとへそ曲げる弾道の、さきに狙うはキイホルダー、パチもんのぬいぐるみ、ミニカーキャラメル小箱と錠剤ラムネ、数多呪物と
乳の香 群れ行く以北の野薊の 君よ(ちくちくコロッケ蕎麦を立ち喰う理髪店、束ね久しき破(や)れ蚊帳の中の、世界へひそめた手裏剣 愛犬の腫瘍 急行軋りレジャー・シートへと仏の桜花を集めるカラオケ、廃棄された造成地深夜はマネキン、ソーセージとジ
海水パンツに織り込んだジェット推進のペレットは劣化して萎んでいた、手にかがやいてウインド・サーファーが遠景に分裂し、手段として溺れてみた笑いあった。太陽よりも、苛烈に光線の加減と、そよ風との偶然がバックミラーに懸かる、銀糸を認識させた渡りに
はい!はい!脳卒中!原宿で飼育した原初の記憶は、それでも祖母の手皺くちゃの手に転けて引かれた観覧車の頂点の浜風にお前の腐れて乾いたおまんこが飾られてた太股は硬かった、連綿と続いていた中華鍋の焦げ付きを、焼き尽くしてデズニーランドにレーション
いやあ、マジか、と思う渾身の「自動筆記」を叩き込んだ筈なのに何処にもない、履歴にも影もカタチも無いこれだからインターネッツは信用に足らんのだうう、ううう詩情が死んだのではない、この頃は大枚はたいて「リアル」な詩集の編纂に掛かりきりなのだその