なにもないなにもないなにもない部屋を塗り潰して深海の色に変換した息の続く海底で沈んだまま太陽に焼かれる夢を見る三月手のひらのなかでなにかが握り潰された音がしたけれどひらいたそこには欠片ひとつなく水晶体にまで無音が染み込んでくる思考は汗のよう
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