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2009年06月20日05:42

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ストレス2

ストレスを大きくする人、小さくする人の差
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=872753&media_id=77

表層意識で感じるストレスとは別に、深層心理に蓄積されるストレスというのがあるそうだ。

人は困難に直面した際、自分の身を守るためにある精神作業を取るとされる。
それは「俺はちっとも辛くないぞ」と思い込むことで、無意識の領域にストレスの元凶を追いやってしまい、表面的な負荷を軽減するという作業。
これは癖になるし、本人も気づいてないからいっそうタチが悪い。
バリバリ働いてた人が過労死でポクッと逝ってしまったり、元気そうに見える人が、ある日急に身体が動かなくなったり。あるいは戦場から帰還した兵士がノイローゼになるのも、おそらくこちらのパターン。

だからこの記事にあることは一概に賛成できない。
というか、ネガティブな人が思い込みだけで簡単にプラス思考になれたら、そんな苦労はないよね。
しかも人は楽しいはずの出来事にすらストレスを感じてしまう困った生き物らしい。(こちらも深層心理のストレス)

だから僕の結論としては、ストレスから逃れるよう必死で努力するよりは、ストレスとうまくつきあっていく手段を学ぶべきなんじゃないかと思う。

感受性を潰したら、人は人でなくなってしまう。それに、弱い人の気持ちが分からない鈍感な人間になってしまう。
だから、辛さから逃げずに、辛さを辛さと受け止めることで、自分の中に柔軟な耐性を作っていく。
弱い心は傷付き、何度も悲鳴を上げるだろう。
だけどそうしてるうちに、傷付いてもすぐに立ち直れる、強くしなやかな情緒が築かれる。
また自分の限界も把握しやすくなり、必要以上な無理はしなくなる。

例えるなら、柔らかくふくよかな綿(わた)のイメージ。
時に優しく包み込み、時に湿り気を帯びて固くなるような。

弱さをさらけ出したっていいじゃない。愚痴を言ったっていいじゃない。
それで本人が楽になるのであれば。(言いすぎには注意しましょう)
どうせ人は独りでは生きていけないから。

僕は数年前くらいから、わりにそんな感じの心持ちでのうのうと暮らしてきました。
その結果、周りからは「お前は楽天的でいいよな」とかよく言われるようになったんだけど。
僕の幼少期を知っている人物であれば分かると思いますが、「本当は傷付きやすいナイーヴな少年なんだから!」と、声を大にして言いたい。

あの頃の気持ちは今も胸の中に大事にしまってある。
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