mixiユーザー(id:6327611)

2026年10月24日00:01

11 view

ふと封を切っていないDVDを見つけたので見直しましたが、4:3のテレビ用でした。捨ててしまおう。セルジュ・ブールギョン監督「セシルの歓び」(1967)。

現在もこれと同じDVDが売られていて、アマゾンでは556円だそうですが、しゃれたイラストのジャケにつられて手を出しちゃダメですよ。4:3のテレビ画面の上下に黒味が入ったスコープサイズなので、今どき“買う”ものではありません。僕が捨てるから、拾いたければどうぞ。←ちゃんと別のソフトも手に入れていたのです。

つまり16:9のテレビが普及する前にソフト化したDVDだということです。そんな“特売品”を今ごろ棚に見つけ、“見てなかったっけ?”としか思わず、封を切ってしまいました。もっと自分のコレクションを整理しとかないとダメですね。しかし東北新社という“老舗”がソフト化しているのに、この体たらくかよ。←2001-05-30発売とあります。

せっかくブリジット・バルドー主演作品なのに、ビデオテープ時代のマスターテープを素材にしていて、せいぜい民放テレビの吹き替え放送を見ている気分でした。そもそもBB扮するセシルが、フィリップ(ジャン・ロシュフォール)というご主人がありながら、行きずりのヴァンサン(ローラン・テルジェフ)という若造にぞっこんとなる話です。

アメリカの題名が「Two Weeks in September」で、フランス題名が「À coeur joie(心ゆくまで)」でした。セシルにとっては心ときめく2週間かもしれませんが、それを見るコチラ側には、三十路になっちまったBBの心がときめこうが何しようが、「シベールの日曜日」の奇跡的な情感を見直したあとでは、賞味期限切れのコンビニ弁当程度の味わいでした。

こんなBBなんか見たくない。「トロイのヘレン」の方がずっといいし、「ビキニの裸女」(1952)でもまだマシでっせ。そもそもファッションモデルという“仕事を続けたい”とロンドンに行って、ヴァンサンと関係を持つあたりに説得力がないし、ファッション写真撮影シーンのダサいこと。←某大臣に対する任命責任者の言葉、使いたないなぁ、

てなわけで、きちんと16:9に合わせたDVDを発見しましたが、もう見直す気になんかなれません。セルジュ・ブールギニオンという監督さんは、つくづく「シベールの日曜日」という奇跡的な映画1本で映画史に名を残したということでしょう。いまさら「メキシコで死ね」がリマスターされても、僕は買わんぞ。イベット・ミミュー見たいけど。

何が不満かと言って、せっかくのベッドシーンが暗くて、BBの魅力が皆無なのですわ。やはりこういうセックスアピールを堪能するべき映画は、ロジェ・ヴァディムに任せましょう。ミシェル・ボワロンのほんわかコメディーでもよろしいよ。変に“凝った”作品を作りがちな“俊英”には、映画を撮らせるなということでしょう。

てなこといいながらセルジュ・ブールギニョンさん、97歳でご存命なようですね。いつまでもお健やかでお暮らしください。でも、75歳のパトリシア・ゴッジには近づかないでね。僕の夢が壊れるから。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年10月
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031