mixiユーザー(id:58808945)

2026年05月29日00:15

79 view

ポタリストの記録【千人同心の街と信松院・その1】

■久しぶりの高尾往還■

5月だというのに夏日が珍しくなくなっている。真夏の時期が思いやられそうなほどだ。しかし季節は揺り戻しを見せている。梅雨の奔りのような天気になって来たし、昼間は30℃といっても、朝の気温は12〜16℃と5月としてはごく普通の朝の気温になっている。

空模様は今一つだが、この日の巳の刻は南西の方角が吉格の為、高尾駅を折り返し地点とし、経路を立ててみる。まだ西八王子の信松院を訪れたことが無い事に気づき、ここを復路に入れることにし、ライドに繰り出すことにした。

空気圧を6.1BARにセット。先日清掃したが、試運転が出来ていないので、試しながら進む。

やや空気が重たい。矢張り梅雨の奔りだ。

風切り音と硬質なハブの音が都心通いで雑音だらけになった頭の中身を少しずつクリアにしてくれる。

R16の拝島橋、滝山の切通を越え、左入で滝山街道、生活道路から谷地川を越えて道の駅滝山に。道の駅滝山の前のイオンモールはほぼ出来上がっていて、エスカレーターも試運転をしていた。店名もイオンモール八王子、ではなく、イオンモール滝山となった。明らかに道の駅滝山を意識しているのが分かる。コロナがピークの頃、埼玉県の大野県知事が「都民は来るな」とコロナ警察の警視総監と化したことで、逆に道の駅滝山は都心のナンバーの車も押し寄せ、大繁盛。

おそらく年商10億円はくだらなかっただろう。

その道の真向かいにイオンモール滝山は出現した。6月の終わりにオープンするもようだ。

イオンモール滝山のオープンに伴い、ひよどり山トンネルに至るまで、信号機が増えた。トンネル至近のだだっ広い歩道でライトを取り付け、トンネルに入る。

トンネル内は外が湿気を帯びていたこともあり、掛けている調光グラスも曇りがちだった。

ランプはネコ目のエコノムフォース540。ルーメンスよりもカンデラ重視の設計。前方のクルマ、人、自転車を威嚇する鋭い光ではなく、視認性重視の広拡散タイプなので社会的にも安全だ。USBバッテリー式が主流の今となっては旧いかもしれないが、自転車用の電池式ランプではカンデラは最大だろう。

八王子の本局を通過し、浅川大橋を渡るつもりだったが、多頭飼いの犬連れの歩行者がいたので、小宮公園から降りてくる道に逃れて浅川北岸沿いの道を暫く走る。暁橋を渡り、南岸に出た。浅川ゆっくりろーどという看板がついている。

八王子市は浅川を我が街の川と見做しているようだ。

反対に多摩川についてはかなりの距離を多摩川と接していながら、サイクリングロード、遊歩道はほぼ無い。多摩川の遊歩道の開発に消極的なのが分かる。逆に北岸の府中市は多摩川の遊歩道を「ふちゅうかぜのみち」と名付け、遊歩道にペイントまでしている。

舗装路もあるのだが、かなり傷んでいるので、河川敷の浅川ゆっくりロードに出た。前日雨天だったので、路面が心配ではあったが、泥濘んではいなかった。

この日はドゥトゥレというパン屋に立ち寄ることにした。

JR中央線の高尾駅の売店で購入したシナモンのかかったぶどうパンが美味しく、リアル店舗が西八王子の千人町にあると分かり、寄ってみたくなった。

滅多に駅の売店などで買わない(そもそも割高だ)のだが、JR中央線のダイヤが乱れまくっていたこと、振替輸送もやっていたが、下手に他の私鉄など使うと、都心でもみくちゃになるのは目に見えていたので、高尾で折り返し、なろうことならば中央特快に乗る方が確実に座れるし、得策と判断し、高尾まで行った際に売店で買ったのである。

そのようなハプニングが無ければパン屋には来なかったかもしれない。

水無瀬橋(と言いつつもちゃんと水はあるが)で一度浅川ゆっくりロードから別れ、陣馬街道に。最初の一方通行の信号を進み、市街地を進む。八王子には千人同心という組織があったというが、この区域は確かによそ者の集まりという感じがしない。

パン屋は街角の地元のお店という感じだ。正直立地は良いとはいいがたい。取り締まりはそれほど厳しそうには見えないものの、一方通行だから路上駐車はしにくいし、R20からも距離がある。だがお客はひっきりなしに来て、特に家族連れが2組も入るとほぼ満員になってしまうぐらいだ。中に人だかりになっていて、戸口で待ち、自主的に入場制限をしているお客までいる。文句ひとつ言わず黙っていてもやる規律の正しさは流石に千人同心の子孫たちというところか。

中にお客さんがいっぱいだ。偶々なのか、店長がファンなのか、それともユーミンの出身が八王子市だからか分からないが、BGMはユーミンの曲が流れていた。

高尾駅で買ったパンは見当たらなかったが、豪勢な具材を入れたパンが少なくない中、珍しく沢庵と大葉を刻んだサンドウィッチとえだまめの入った総菜パンを購入して水無瀬橋まで引き返す。途中、浅川ゆっくりロードに出られる道があったので、そこから復帰。

右のハンドルわきに付けているミラー越しに多摩御陵あたりで後方からローディ(ロードバイクに乗り)が接近して来たのが見えたので、右手をひらひらさせて先に行ってもらった。先方は手を挙げてくれた。

こういった無言のやり取りも面白い。

彼はこの時間だと大垂水峠を越えて相模湖までは行かないかもしれない。多分高尾山麓あたりまでだろう。おしゃれな喫茶店など、高尾山口駅周辺は色々と楽しめそうなところが出来たからだ。

多摩御陵の先に幾つかベンチがあるので、高尾駅に着いたのちにここで先ほど購入したパンでブランチを取る事にした。

陵南大橋の下で一応浅川ゆっくりロードは終点と言っていい。そこから脇道に入り、R20の銀杏の並木道を暫く走り、高尾駅のロータリーを一巡。

ここまでの走行距離は17kmだった。

最後までご覧頂きまして、ありがとうございました。次回は信松院を訪れます。

(続く)

6 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年05月
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31