mixiユーザー(id:1041518)

2023年04月09日15:51

215 view

昨日は北島理恵子さんの授賞式

昨日は日本詩人クラブ三賞の授賞式だった。

芝公園駅の細い道を歩いていたら『冊』同人仲間にして本日主役の北島理恵子さんと正面から出会った。「この先がA1出口じゃじゃないの?」と訊くと私が私が年寄りの逆走をしているらしかった。車ではないので事故にはならなかったが。会場は同出口から二分の東京グランドホテル。

日本詩人クラブ賞の山本博道さん(詩集『夜のバザール』、同詩界賞の堀内統義さん(『青い夜道の詩人 ─田中冬二の旅 冬二への旅─』)と並んで同新人賞の北島理恵子さん(詩集『分水』)が顕彰された。3年前に同人の野口やよいさんが新人賞を受賞したときには授賞式が延期から中止へと至り残念だったが、その後二年は関係者だけの授賞式をライブ配信する形に移行。昨年は同人の草野信子さんがクラブ賞を受賞したが、私は病院へ行かなくてはならずライブ配信を見た。今年は一応全解禁ということだったが、その情宣が不徹底だったため参加者は少なかったそうだ。それらの位置づけがよくわからないので、『冊』の仲間はみんな会場に行けるのか問い合わせたが、制限はなく全員入れるというので本人を含め9人が参加となった。私が北島さんの紹介をした。15〜16年のお付き合いであるが、人を紹介するというのは、限られた角度からしかできないものだと思った。受賞者が最後に挨拶をしたが、北島さんの話は自作詩「廊下」を引用しながらのもので、人々が生きる時にまた詩を書くときにつながっているひっそりとした渡り廊下を連想させ、挨拶そのものが格調高い詩でありすばらしかった。

公式のパーティはないので、『冊』として浜松町の居酒屋でお祝いの会を行った。予報では雷雨となっていたが、式の間は中にいて分からなかった。夕方まだ降りやまぬ雨のなか手に手に傘をかざして居酒屋に向かう。とても楽しい会となった。仕事の性質上、土日にはあまり参加できない渋谷卓男さんが来れたことも活気の一因で、彼はカメラを持ってきてしきりに撮影し、その分笑顔がさらに育つように思えた。

というわけで本日は二週連続で二日酔いの日曜日となったわけだが、呑んだ時間が先週ほどではないので、いま日記を書いている。ご出席の皆さん、お疲れ様でした。ライブ配信をご覧になってくれた方、ありがとうございました。

7 18

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年04月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

最近の日記