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2023年04月07日07:30

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4月―入学式と新旧朝ドラ

明日は同人の北島理恵子さんの日本詩人クラブ新人賞授賞式。仲間の晴れ姿を見るのはうれしいものだ。そこで短い話(受賞者の紹介)をすることが残っているが、原稿は書いてあるので、今週の予定されていた仕事はほぼ終わった。『冊』67号の割付入稿と、『澪』55号の発送、合評会の設定も決まり、通信も出した(『澪』は高齢者が多いので、メールではだめで紙に印刷して郵送しなければならない)。そういうわけで木曜日にはアリストテレス講読を再開した。いつまでたっても古いギリシャ語を読むのは片言で、進歩がないと思うが、すらすら読めずに毎日苦労するのがよいのだとこの頃感じる。小学生が初めて字を教わって読む時は、うれしいものだが、その4月がいつまでも続くのだから。

4月といえばNHKの朝ドラも新たなタイトル「らんまん」となった。植物学者の牧野富太郎博士がモデルなのでとても楽しみにしていたが、体の弱いイイトコのお坊ちゃんという設定で始まった。今日までが子役の担当ではないかと思うが、ディーン・フジオカが坂本竜馬らしき「天狗」として出てきたり、広末涼子の演じる母も体が弱く病没という展開で、初週から緊迫感と魅力にあふれている。祖母の松坂慶子は「分家の分際で何を言う」みたいなお江戸の価値観の持ち主。これ、流行語になるのでは?病弱な母が好きな花として出てくる花の名を母は知らないという。最初見たときはハナニラに似ていると思ったが今日見たアップでは違う花で、「バイカオウレン」だと番組の終わりで明かしていた。こういうのも楽しみになる番組だ。

ついでに前回の「舞い上がれ」について主観的朝ドラ評を残すなら、かなりつまらない部類で、パイロットになる夢はどうなんったん?みたいな感じだった。工場を継ぎ地域の技術を集めて新しいことにチャレンジするという時も謙虚を装いながら実はとても傲慢なヒロインに見える。航空学校時代にできた恋人の顛末も、短歌をやる若者との結婚に至るストーリーも私には実感が感じられず、みんな嘘くさく思えるのであった。やっと終わってくれてほっとしている。子役時代はとてもよかったし、祖母役の高畑淳子や父親役の高橋克典は胸にきたし、航空学校の教官役の吉川晃司はカッコよかったけどね。
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