フェイスブックに若い時の写真を載せたせいか、最近やたらと友達申請が来る。
いろいろな人と繋がるのはいいのだが、数十通を毎日処理するのは、気休め、娯楽の域を超えている。
しかしこれだけ来るとこちらの買い手市場でもあるので、気に入らなければ切ってしまえばいいだけだから、まぁ、滞留していても気にする必要はないのだろう。
それでいろいろわかったのだが、大半は挨拶も無しのカウント獲得目的で、こちらも対応しなくていいから友達申請を許可すればいいだけ。
次に多いのが挨拶した後、やたらとプライベートを聞いてくる人たち。
話題を共有したいのだろうが、プライベートを詳細に書くと危険であるし、巷のおしゃべりに膨大な時間を使う気はないから、適当にあしらって対話を終わらせることになる。
迷惑なのは、セックスの勧誘とアダルトサイトへの誘導で、即ブロックすることになる。
勝手にタグ付けしてくるのも迷惑で、これも即ブロック。
仮想通貨や金、株取引などへの勧誘も「興味がない」と断っているが「なぜ興味がないのか?」と食い下がって来る者もいて、「興味がないことに理由が必要か?」と返したりしている。
そして、危険そうな場合はブロック。
中東のシリアやイエメンから、自分は兵士で、平和維持活動に来ているというもの多い。
孤児だとか片親で育ったとか言う経歴を書いてきて同情を引こうとし、あなたの援助が必要だと言ってくる。
韓国系が多いのでハングルで対応しているが、パターン化しているので、複数のアカウントを持っている連中がやっているのかもしれない。
高齢者を騙るものもある。
善良そうな老婦人の写真を掲げ、いきなり身の上話を長文で書いてくる。
自分は未亡人で多額の遺産を相続している。
しかし余命いくばくもなくて支えてくれる人がいればその遺産を譲りたい。
というような内容だ。
同じような文面なので、これも同じような連中が仕掛けてきているのかもしれない。
老婆の住居は、ロンドンかオーストラリア。
安心感を与える場所なのだろうか?
来るメールの大半は外国からのもので、日本語を使ってきても拙劣だ。
だから、あんたの得意の言語はなんじゃ?と問うて、そちらを使ってもらうことになるが、翻訳ソフトもかなり良くなってきているので、読み取りも返信もそんなに苦労しない。
ただ、あくまでも翻訳ソフトなので、時々主語を取り違えたり訳さなくていいものまでアルファベットにしたり意訳したりすることがあるので注意が必要だ。
私は、一応、学校で習った英語の他に、中国語とハングルは基本を学んでいるので、翻訳した後チェックして、気が付いたものを直すことはできる。
そして、大半がLINEを使って対話したいと言ってくるが、忙しいからLINEは使わないと断っている。
LINEで相手のペースに巻き込まれ、金銭要求してこられたり面会を希望されても、こちらにはその意思はないし、いきなり「親愛なる友だち」だの「愛する友人」などと書いてくる連中と長時間話すのは疲れるだけだ。
人とどう付き合うかは、経験値が大きく作用しているように思う。
私は、仕事で多くの人たちに接して来たので、いくらかは上手く対応できるようになったと思う。
正面から受け止めなければならない場合、受け流した方がいい場合、はっきり拒絶した方がいい場合などあるが、相手と同じ地平に居ては感情的になってしまうことが多いだろう。
客観的に見ている自分を常に持っていると、余り間違わないように思う。
そんな風に生きていると、迷惑メールも詐欺メールも、どんな奴が作っているのか想像したりして楽しくなる。
きっと、そいつの能力に合わせて一生懸命作っているのだろうなと思うと、なんだか可笑しくなる。
年をとると幸福感が増すと言うが、私もそうしたおめでたい年齢に入ってきているのだろう。
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