恒例により「2021年今年読んだ本ベスト10」を。
（あくまで私が今年読んだ本であり、新刊に限りません。また、現在日本に生存されている詩人の単行詩集は対象外としています。）
�．�ズオ・イシグロ『クララとお日さま』（土屋政雄訳 早川書房）
�◆惷畭紊侶歃冢澄戞弊こΔ量消�続15）山崎正和、フィードラー、ハリソン、コリングウッド他
��ジェシー・ベリング『ヒトはなぜ神を信じるのか：信仰する本能』（鈴木光太郎訳 化学同人）
�ぅ献Д掘次Ε戰螢鵐亜悒劵箸呂覆室�殺するのか：死に向かう心の科学』（鈴木光太郎訳 化学同人）
�ヂ�立巻一『やちまた』（中公文庫プレミアム上下）
��山田 宗樹『百年法』（角川文庫上下）
��田中美知太郎『古代哲学史』（講談社学術文庫）
�┥絽粁粥慇欧譴親�にかなしみのひとつ』（双葉文庫）
��エブリック・シブリン『無伴奏チェロ組曲を求めて』（武藤 剛史訳 白水社）
��西永良成『ヴィクトール・ユゴー 言葉と権力: ナポレオン三世との戦い (981) (平凡社新書 )
今年は読書に充実したものがなかった。ハイデッガーの『哲学への寄与論考』に挫折したままだが、自分の読書行動の足元が揺らいでいる感じがする。同書冒頭に言われている「形而上学から有の歴史に即した思索の内へと移行する時代においては」で言うと、私はなお形而上学の時代にいるのであろう。というわけで2500年ほど前に書かれたものを当時の言語で読む「メタピュシカ（形而上学）」はけっこう進んだのであるが。それはともかく今年の読書不振については、とりあえず昨今一番便利な言葉でごまかしておこう。「今年もコロナだったので」（普通は逆で読書が増えるはずでは？などの独創性を欠いた質問には一切お答えしません^^;）。
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