とても素晴らしいニュースが入ってきた。
「ダークソウル」（Dark Souls）がゲームの誕生から現在までの最高のゲームソフトに選出された。我が家はソウルシリーズの熱狂的ファンファミリーなので、たいへんうれしくまた興奮している。「死にゲー」という言葉ができるほど難しく、また「ダークファンタジー」という暗いイメージもあって一般ウケはしないと思っていたが、いつの間にか世界が絶賛するゲームとなっていたのか。これまで世界中で約１１０万タイトルのTVゲーム（海外では「ヴィデオゲーム」が一般的呼称）が開発されたが、その中の一番となったとは。
全世界に大手のゲームメーカーが居並ぶ中、フロムソフトウェア社は本業が会計ソフトかなんかの、日本でも地味な存在で、ゲームは副業ですか？という感じだった。しかしソウルシリーズの先駆けとなった「デモンズソウル」（Demon's Souls）のゲーム設計はそれまでにない斬新さと精緻なアクション性で信じられない完成度のものだった。それに続く「ダークソウル」３作品や「ブラッドボーン」など「ソウルシリーズ」は世界的にじわじわと広がり評価を高めていった。むしろ日本でのプレイ人口はごく限られていると私には思えた。ただ最近では「ソウルライクな」という形容詞も一般的に言われるようになり、フロムソフトから新作がない時には、マネ作品でいいから出してくれ、との要望が出るほどになった。ひとつ思い出した。「ダークソウル」は発売日に買ったがオンライン周りで不具合があった（私はソロしかプレイしないので無問題だった）ことも含めて評価が低く、また当時は難しすぎると言われ「クソゲー」扱いだった。ゲームソフトのプレイヤーによる評価サイトでもD評価（一番よいのはS、次にABC…と下がる）だった。しかしそうした悪評価にも関わらず、じわじわとファンが増えていき数年後にはBまで盛り返した。私はそうしたサイトに書き込みをしないが、その時だけは絶賛の記事を書いた。今年は「ダークソウル」発売10周年だが、そんなことを憶えている人はどのくらいいるだろうか。そのことを考えても感慨深いものがある。
私の場合、例えば「ダークソウル」無印版を数周、ダウンロードコンテンツ（DLC）を追加した完全版「アルトリウスエディション」を数周、PS4用の「同リマスター」を数周という具合で1000時間以上遊んでいるが、それでも飽きない（オンラインのお助けは使わないので常にソロで）。その他のタイトルも同様なので人生を無駄に使っていると非難されるのは必至だが。関連してネットのニュースを観ていたら「ダークソウル�供廚砲△訐佝蝓覆海離押璽爐杷塰未靴道爐鵑誠佑寮こΔ料躾瑤�出る）で今年１１月２日に死者５億人突破とあった。その中に私の死も相当数含まれている。そんなトコで死んでないで、詩を書きなさい、詩を！と友人が責める声が聴こえる。
待ちに待った同社の「エルデンリング」（初のオープンフィールドを舞台としたソウルライクゲームの決定版）は若干延期となったが来年２月には出る。先日ネットワークテストの抽選に息子が当たりプレイするのを観たが、面白そうだ。世界中がこんなに待ち続けているゲームも稀である。その原点となるタイトルがこれまでに出た全てのゲームで「王の中の王」となったのだ。
まあ、とにかく。うれしい。そしてフロムのみなさん、仕掛け人の宮崎英高さん、おめでとうございます。
概要は以下のヤフーニュースにて。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d28b96d4b145397dc4ceb050e0406ee67ba78adf
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