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2021年01月23日13:35

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今日の言の葉1/23 「江戸落語事始」 奥山景布子より

落語誕生に寄与した
オールスター、
安楽庵策伝、井原西鶴、
露の五郎兵衛、井沢彦八、
鹿野文左衛門、近松門左衛門
が入り混じり、粋なドラマを
見せてくれる小説。

今日はその中から、心に残った言の葉。
露の五郎兵衛が、鹿野文左衛門に放ったひとこと。

「噺が可笑しいと人が思ういうんのは、わしが
思いまするには、人の気持ちがぴいいんと張った
ときに、ふわわわ、と思いもよらんことから
緩まる、そんな時やないかと思いますが、どうですやろ」

もうひとつは、文左衛門の女房が初めて子どもを
宿したとき、お母さんが彼にぽつり。

「女の初産はね、命がけなんだ」

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