とりあへず書く1

フェースブックに書くも良いが、こちらの方がさらっと書ける気がして、また、もぅあまり読む人もおらぬのでキワドいことも書けるかな、と、今年もこちらにちらほら書こう。

例年になく、まっっっったく用事のない年末と正月を過ごし、また少し腰をイワしてゐたりしたので、本当にまっっっったくなにもしない数日間であった。
ネットフリックス、といふやつに登録したので、限定されたものではあるが映画が好きな時に好きなだけ見れる、といふ点も、革新的な数日だった。

それも良かったのだが、また例年になく、本もよぅ読んだ。
年末から松明けにかけて５冊を読破した。
私は速読派の本読みではないので、これはなかなかハイペースと言へる。
タアイないエッセイから、なかなかエロい小説まで、寝が足りてゐるので読んでゐても眠くならず、ぢっくりと読書に没頭できたのは良かったね。

文筆で、なにか事を成し遂げたい、といふ気持ちはづいぶん昔からあって、しかしまぁさういふ思ひを持つ人のおそらく９割は、成し遂げぬまま、といふより取っ掛りすらないまま朽ちてゆくのだらうとは思ふが、私もそのクチで、何度か小説を書きかけたが、完成したことはない。

年始に読んだいくつかの中で、長年編集者として活躍してきた、といふ人が初めて書き下ろしたといふ小説があり、なかなか面白く読みはしたのだが、うまい文章かといふと全然そんなこたぁなく、しかし、あぁこんなかんぢですぃすぃ書かれたものでも良いのだな、と思ったので、ここはひとつ書きかけの小説に、ついに今年は手を出してみるか、と・・。

まぁ、たれにもなんにも期待されてないぶん、いつどんな風に書いてもいーんだけどよ・・。