mixiユーザー(id:1041518)

2020年11月17日17:24

161 view

最近のTVゲーム事情

テレビゲーム機「プレステーション5」が11月12日に発売されたが、予約抽選が150倍とかで入手できる人は奇跡レベルである。転売目的の人の参戦も多かったらしい。その日がすぎるとヤフオクやメルカリで5万円〜10万円上乗せして売りに出された。ヤフオクでは7万件あったという(ちなみに定価はディスクドライブ付きは49,980円+税、ドライブなしのダウンロード専用機デジタル・エディションは39,980円+税)。発売元のソニーは日本企業だが、ゲームは世界展開なので日本はいつも後回しとなる。私ももちろん欲しいが次の予約販売の予告もないのでいつ普通に買えるようになるのかわからない。それにしても抽選に当たって売りに出している人は自分が楽しむのではなく、余分に価格を釣り上げて欲しい人に仲介しているだけである。数万円がそれで転がり込むなら、それなりの意味はあるかもしれないが、寂しい人生に思える。

プレステが品薄になるというのは今まであまり聞かなかったが、少し前の任天堂スイッチの超品薄状態から高騰したことが個人販売市場に火をつけたのだろう(任天堂はファミコン時代から品薄商法が多く私は好きになれない)。個々人がおとなしく買い手に回っている時代は終わった。みな物を販売する個人事業主となったのだ。そしてゲームのような、そのためには多少の出費も厭わないという層がターゲットとなっている。ただバグ報告の多さ、ヤフオク・メルカリでもさして売れていないことから、転売市場の相場は急激に落ちており、予想より早く店頭に並ぶ可能性がでてきたとも観測されている。

今回のプレステ5は技術的には非常にすぐれた内容を搭載しているため、税込み55,000円でもかなりの低コストを実現したとの評価が高い。そのための新規部品の量産が難しいとの説もあるが、いずれにしても来年の遅くない時期には入手できるだろう。プレステ5のもう一つの特長は、プレステ4のソフトの殆どが同機でプレイできるということだ。新機は常にソフトが少ないので、有力タイトルが出揃ってから買おうとなるが、今回はプレステ4用のソフトが充実しているので、買う価値は十分ある。

もう一つ面白い出来事があった。プレステ5の発売日に、偶然だがプレステ4用のソフトが発売された。「天穂(てんすい)のサクナヒメ」というもので、お米作りをテーマにしたもの。比較的無名のメーカーの開発になる低価格ソフトだが、発売前からそのヒロインの可愛い姿と、“ガチで米作”のコンセプトにより評判が高かった。我が家でも娘にプレゼントしてやろうということで珍しく予約購入した。発売されてみると、プレステ5の名だたるローンチタイトル(新機と同時発売のそのハード用ソフト)をはるかに抜いて、売上一位に躍り出た。こんなこともあるのだなぁと思う。このゲームの攻略は農水省のホームページが一番とか言われているらしい。娘がやる前に私や息子がやるわけにもいかず、本当に面白いのかわからないが、楽しみにはしている。ある日、ヤフーニュースのトップを飾った関連記事を以下に。

ゲーム『天穂のサクナヒメ』売り切れ続出、“令和の米騒動”と話題 全農、業界紙も注目(オリコン) - Yahoo!ニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/5baeab8438db7ff690805b6c67b9368b43702d64
4 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年11月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

最近の日記