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2020年08月19日07:39

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怒れる酷暑のmixi日記36

夏の食べもんの風物詩「そうめん」

氷でキンキンに冷やしたそれを、ぞるぞると吸い上げて喰ふはいとをかし。
栄養価はゼロだが、それもまたよし。

『晩御飯なにがいい?』
『暑いからそうめん「で」いいよ』
『そうめん「で」いい、とは!?』

といふ ねじれた夫婦(男女)の会話、といふのがよくネタに上がる。

「で」いい、と済ませるには、たしかにそうめんを食卓に出すまでの苦闘は割りが合わぬ。
湯を沸かし、麺を入れ、吹きこぼれぬやうに注視し、ザルにあげ、流水で冷やし、といふ作業の全てが、夏の風物詩とするには暑過ぎる。

なまじ喰ふのが一瞬なだけに、その苦労はまったく看過される。
調理したことのない男の「そうめん「で」いい」といふ台詞に、調理する女性が荒ぶるのも無理はない。

女性たちよ、
「そうめん『で』いい」
といふ男にはぜひ「にゅうめん」を出してあげると良い。

私はにゅうめんをこよなく愛す。
寒い時期はもちろん、暑い時期にあれを食すのも、また乙である。
七味をふりかけ、汗をダラダラ流しながらにゅうめんを食す。

これを夏の風物詩とすれば良い。

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