mixiユーザー(id:65810897)

2020年04月23日22:52

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これは沁みる。 「流浪の月」 凪良ゆう

ガラス細工のように繊細で
脆く、そして哀しく美しい
心の触れ合いを見事な筆致で
描いた小説だ。
 
幼児誘拐事件を縦軸に
被害者と加害者という枠ではくくれない
「世間からはみ出した人間たち」の揺らぎと
哀しみが胸を打つ。
 
僕みたいに、世間とうまく折り合いのつかない人は
必読です。


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