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2018年07月23日14:03

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最近買った古本:生田耕作『クノップフの世紀』ほか

 摂津本山で小学校同級生との飲み会があり、その途中、堺筋本町天牛書店にて、
生田耕作『クノップフの世紀―絵画と魔術』(奢灞都館、95年3月、1620円)
→NHK「日曜美術館」の内容を本にしたもの。この放送はヴィデオも撮って持っているが念のため。表紙にコーヒーのこぼれたような痕があり、粟津潔風の装幀かなと思っていたら、本当に汚れだった。不覚。

 この日は時間があったので、南森町で降りて天神橋商店街を北上。駱駝屋書房で、
加藤徹『怪力乱神』(中央公論新社、07年8月、927円)
 天牛書店では、
ゾラ水谷謙三訳註『オリヴィエ・ベカイユの死』(大学書林、昭和41年7月、50円)
→対訳本。冒頭だけ読むと、死者が一人称で語る小説のようで面白そうだったので。
Victor Segalen『Équipée』(GALLIMARD、91年11月、300円)
→死後出版された旅行記風小説とある。翻訳も出ているようだ。
マラルメ秋山澄夫訳『イジチュールまたはエルベノンの狂気』(思潮社、70年11月、480円)
→『イジチュール』は持ってないはずはないと思ったが、まったく見たことがない本だったので、購入。家に帰ると、装幀の違う新版を所持していた。残念。

 オークションでは、
大手拓次詩集『藍色の蟇』(ほるぷ、昭和58年8月、3200円)
→アルス初版の復刻。このオークションの後、500円スタートで別の所から出品されていた。不愉快だったのでどうなったかは見ていない。
上田静栄詩集『青い翼』(國文社、57年11月、1010円)
→W買い。無念。
ミショオ春山行夫譯『フランス現代文學の思想的對立』(第一書房、昭和12年8月、500円)
→1920〜30年頃のフランスの文学状況が分かるかと思い。
高柳誠『塔』(書肆山田、93年8月、1000円)
高柳誠『詩論のための試論』(玉川大学出版部、16年3月、702円)
山内義雄『翻譯者の反省』(日本古書通信社、平成7年11月、110円)
佐藤良雄『仏語仏文の人々』(日本古書通信社、平成8年6月、100円)
→この二冊は豆本。
服部嘉香『抒情詩集 幻影の花びら』(長谷川書房、昭和28年4月、380円)

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