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2017年08月03日00:57

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青木繁の「海の幸」がパリへ

録画していた「日曜美術館」を鑑賞。
パリの人びとは、青木の作品を見て、
演劇か、お祭りを観てるようだ、西洋美術とは明らかに
違う世界が面白い、と多くの人が興味を示してるようでした。

僕がこの絵と出合ったのは小学校4年生でした。
父が絵描きということもあり、子どもの頃から全国の美術館へ
連れていってくれてたのです。
久留米の石橋も、そのひとつでした。
最初に見たときに、こちらを観てる女の人の顔が怖くて、
なのに目を背けられない、緊張感を覚えました。

以来、数えきれないくらい石橋には行きました。
急にナンパな話でごめんなさいですが、高校の時の僕の
とっておきのデートが、北九州から久留米に行き、
石橋美術館で絵を観て、当時大人のあまり甘くないスィーツを出していた
「銀のスプーン」でケーキとコーヒーを楽しむことでした。

僕のお目当ては、ガールフレンドは別にして、青木ではなく
佐伯祐三の「コルドヌリ(靴屋)」でした。
この絵を観るだけに、ほんと毎年、石橋に行きました。
まさか、そこを舞台に映画の脚本を描くとは思いませんでしたが、それは別の話。

とにかく、石橋はブリジストンの手からは離れたけれど
すごい絵がたくさんあるので、これからも観に行きたいと
思っています。
どんな、まとめや。
いや、なにはともあれ、「海の幸」が初めて海外に渡ったと
いうニュースが、とれも嬉しかったので、書いてみました。





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