最近目立つもの。
�．┘乾離�（漢字なし。「斉墩果」という宛字があるが、それはオリーブの漢名だとウィキにある。別名・チシャノキ、ロクロギ）。咲き乱れると多すぎるとも感じるが、ひとつひとつをみると輪郭が鋭利で、それなのにやさしげである。昔は若い果実を石鹸がわりに使ったというから、美女の友だったのかもしれないが、エゴサポニンには軽い毒性（特に魚毒性）があるともいう。むろん美女のエゴと毒性に驚く私ではない。 （写真・左）
学名に「ジャポニカ」が見えるので、もう少し調べてみた。「Styrax japonica 」のstyraxはギリシャ語起源のラテン語で「槍」という意味である。「 Siebold & Zucc. 1837」とあるので、江戸時代に命名されたらしい。英語では「Japanese snowbell」である。snowbellだけで「日本原産の小高木」という意味で通用するらしいが、直訳すれば「雪鈴」で、雪のようにふる鈴のイメージで叙情的だ。日本での「エグい木」→「エゴの木」というのと比較すると欧米のほうがロマンチックな名づけ方である。世界中で日本の木として親しまれているのに日本ではそこまで自覚はないのではないだろうか。…このパラグラフを追加したのでタイトルも変えた。
�▲織縫Ε張�（谷空木）の花もびっしり系。ここを先途と咲いているのでほだされて撮影。 （写真・中）
��イロハモミジ（以呂波紅葉）は気付けば種を宿している。ブーメランのような羽付きである。ひらひら飛ぶ準備は万端なのだ。 イロハモミジの名の由来は分裂葉を数えるのに「イロハニホヘト」と数えたからという。赤子の五本指によくたとえられるが、６つ、７つに割れているものも多い。 （写真・右）
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