昨日やったEテレ「こころの時代」、慈雲尊者の説く十善戒の話だったが、まぁ、こうした縛りを必要としている人もいると思う。
しかし、気になったのは、後ろに掛かっている軸。
「寿重比南山」と書いてある。
これは、『詩経』を出典とする「寿比南山」という言葉を踏まえた語で、『詩経』の方は、老人に対する長寿の祝詞で、終南山のように、その齢(よわい)が末永く続くようにということなのだが、「寿重比南山(寿(よわい)の重さを南山に比べる)」というのでは、意味が違ってしまう。
出典を知らずに書いたわけではあるまい。
曹洞宗の寺院に掛かっている軸なので、禅の心を踏まえたものでもあろう。
面白い表現だと思うが、見た方はどう思われるのだろう?
そんなことを考えながら、楽しんでいた。
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