上司の教え

自分の最初の上司は、社会人一年目の自分にこう言った。
「自分の判断は常に『正しかった』と思え。
　そうすれば、例えどんな結果が出てもその結果に責任が持てる」
最初に「写真を賞から外す」判断をした人は、
何を考えてそう言う判断をしたのかな。
そこがぶれているから、結果に責任が持てない。
判断に一本軸がないから、
周囲の非難・批判に屈して最初の判断を曲げてしまう。
そしてより格好悪い姿を曝け出す。
個人的には、このニュースの一報を聞いた時
「あ、これは荒れるな」と思ったけど
きちんとした（かどうかは判らないが）判断理由を示して
そのまま押し切ると思っていた。と言うか期待していた。
結果はかくの如し。
「日本的」とか簡単に言いたくないけど、多くの識者が指摘するように
「日本人にはプリンシプル（原理・原則）がない」（白州次郎）
「日本人は他者との『和』、他者の『納得』を第一に考える」（井沢元彦）
その典型的な例のように自分には見える。


■自殺した中２写る写真、一転して最高賞に　青森・黒石
(朝日新聞デジタル - 10月19日 18:09)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4249434