先日の話の続きでもある。
宿泊先の巨大旅館「小涌園」での彼女との逢瀬に失敗した、幼き梶山シュウ。
せめてナニか思ひ出が欲しい、と思ふ。
旅行二日目には「富士山五合目」までの行程があった。
半ば高山病に罹りながら、五合目に到着。
そこの行楽施設に、今やそんなモノが存在するのかどーか知らぬが、あの
『記念メダルに文字を彫り込める』
機械があった。
おぉ、これだ。
ちょうどこの修学旅行を終える頃、彼女は誕生日を迎える。
富士山でしか手に入らぬ記念メダルに、彼女の名前と誕生日のメッセーヂを彫り込んで
早速機械を操作。
なるほど、キィを打てばその通りに文字が入るのだな。
◎◎◎(←名前)HAPPY B・・・・・
「Birthday」のスペルが出て来なかった。
無学は無力
無知は罪
といふ事を実感した、幼き梶山シュウのエピソードである。
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