mixiユーザー(id:2281137)

2015年04月28日15:05

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調子の出ないmixi日記73

2000年(35歳)頃に作った「Dance for Serbia」といふ曲の歌詞



月が昇る 夜に溶ける ざわめきが消える
高らかに 唄うやうに 始まってゆくもの

人はだれを裁き だれと和解を得るのか
手紙をくれたあの人は 何処で眠ってゐるのか
僕は 待つだけなのか

だからせめて僕はそれを知っておきたい
神や 思想や 社会に属することなく ただ 手にしてゐる 
自由の重さを


黒く蒼く 光の下で 月に濡れる ふたり
この夜が 尽きるところで 始まってゆくもの

僕は君を抱いて ゆらゆらゆらり 揺れてゐる
正義とはなんだらう?
あの月が満ちるまで
僕は 待つだけなのか

だからせめて僕は何ものでもないまま
神や 思想や 社会や 国や 愛や 未来に
ヒトと云ふ種にさえも 属することなく
闇と 乱れの風が この街に届くまで
ただ 君と 踊り続けていたい


若さゆえか、たいへん思い上がった歌詞ではあるが、割と真理をついてゐる、と思った。

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