「シュウさんって日頃なにやって暮らしてるんですか?」
と訊かれる事が、最近増えた。
「なに、ってミュージシャン、で喰ってますが」
と答えると、『いや、それは知ってゐる』と。
そげな事より、その生活感の無さはなにか?と。
もしかしてものすごい金持ちのボンかなんかで、稼ぐ必要などないのか?とか、霞を喰って生きてゐさう、とか、パトロンでもゐるのか?、とか色々云ふ。
自分的には、ライヴをしてない時などは、誰よりも家庭的な暮らしをしてゐる、と思ってゐるのだが、ハタから見るとまったくさういふ感じが無い、と云はれる。
とりあへず今のところ『喰ふに困らない』程度には稼げてゐるが、『ものすごく儲けてゐる』訳ではない。
この年齢の男の平均年収と鑑みれば、ワシの収入は確実に「貧困層」に分類される。
それで満足はしてない。
よく「喰ふに困らねば良い」と云ふ人もゐるが、さういふ人は結局「稼げてゐる」からさう云へるのではないか?。ワシはできるならもぅ少しは稼いでおきたい。
かといって、あくせく働くのは嫌。
年収が500万もあったら税金対策大変やろな、とか考へてしまふのは確か。
「どーだ俺はこんなに忙しい」みたいな人にはなりたくない。
ものすごい金持ちのボンに生まれたかったし、霞を喰って生きれるなら、さうしたい。
パトロンも募集中。
結局、怠惰なのだ。
よろしくはないね。
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