電池の寿命、そして……

ザウルスのリチウム充電池が弱ってきたので交換しました。説明書にはおよそ５００回の放充電が寿命とのことでしたが、ちょうどｍｉｘｉでお話を書き始めたころに使い始めたものですから、たしかに２年弱。寿命のようです。

ただ、この２年足らずの間にすっかり店頭から姿を消したザウルスですから、小さな筺体に合わせた独特の形状の専用バッテリーがいつまで供給されるのか。入手できなくなればモバイルツールとしてのザウルスの命運はそこで終わりです。

執筆用にもう１０年以上使っているカシオペアＡ−６０は、単３電池を使えます。少なくとも僕が生きている間に世の中から単３電池が消えてなくなることはなさそうですし、それどころか充電式の単３電池も登場していますから、電池のことでは心配せずにすむわけですが、これはとっても大事なことのように思います。なにしろ本体が壊れない限り、使い続けることが保証されるわけですから。

インターネットに接続できない（わけではないんですが、あっという間に電池が切れる）カシオペア。携帯ワープロとしては理想的な機械であるだけに、できれば一生使い続けていきたいのですが、ありふれた電池を使っていればこそそれも可能なわけです。バッテリーが供給されなくなるがゆえに本体の寿命より早く製品寿命がくるというのは再考すべきことのように思います。

まあザウルスの充電池の供給がストップする前に僕自身の寿命が尽きたりしたら、最低の取り越し苦労に終わるだけの話ではありますが（苦笑）