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日記一覧
- 太田愛の小説作品：その８
- 2017年06月21日05:05
２作目の『幻夏』で最も印象に残った場面は、なんといっても倉吉と岡村のただ一度の対峙です。警視庁直属の研究所における研究官である倉吉はこの少し前の場面で初めて相馬の前に姿を現し、ここでは過酷な取り調べで容疑者を追いつめつつある岡村に事件の見
- 太田愛の小説作品：その７
- 2017年06月11日12:13
ここからは３作それぞれについて、読み終えた後も特に印象に残っている場面について触れていきたく思います。 まず『犯罪者』では修司が工事現場でサンプルを投棄する真崎にくってかかったとき「ありがとよ、坊主」と笑った真崎の場面です。真崎はこの作中
- 『かがり火の旅路』あるいはキリ番イラストへと至る旅路 その７
- 2017年06月11日00:02
マイミクのAstray様の手になるファンタジー小説『かがり火の旅路』第７話がアップされました。 『かがり火の旅路』＃０７http://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=3595226&id=82972321セルウィリアに導かれたどり着いたルーレイアの家で毒矢の傷の手当てを受けた
- 太田愛の小説作品：その６
- 2017年06月04日08:24
ここで改めて『犯罪者』『幻夏』『天上の葦』の３作の構成と変化の方向性を確認しておきます。 この３作は迫る生命の危険をきわどい形で凌ぎつつ巨悪のエゴの犠牲となった子供たちが強いられた戦いを支える軍資金を当の巨悪からむしり取ることに辛くも成功
- 太田愛の小説作品：その５
- 2017年06月01日23:53
２作目の『幻夏』は過去の冤罪に起因する事件の解明の物語であるため、３部作の中でこれだけが３人組が追われる立場になりません。けれど核となる冤罪がもう終わってしまっているために３人組にもできることはほとんど残されておらず、悪しき因果が現在に波
