あんまり暑いので、少しでも涼しげなイメージを。と、いうことで、また人魚のお出ましです。けれど先がない種族の業なのか、彼女にも「ここではないどこか」への憧れはどうやら抑え難いようです。
「スラムの酒場のおやじが客の馬鹿話をえらく気に入っちまってよ。両方の壁に破滅の大邪神と巨大怪竜の絵なんか描かせて<女神と怪竜亭>なんて屋号にしたんだよ。でな。その場の客を沸かせた与太話吹いた奴ぁ酒代がただになるってんで、まあ繁盛するのなんの
拙作「鉄鎖のメデューサ」を読んでくださった舞さまが、このたびお話の完結後最初に誕生日をお迎えになりましたので、ささやかながら献上いたします。
「鉄鎖のメデューサ」番外編(MF〜MF) 砂漠をさんざん放浪したあげく、M某氏は奇妙な岩を見つけました。それは洞窟への入り口でした。斜めに下る道の行く先は闇でしたが、そこから漂う気配は他ならぬアルデガンのものと同じでした。「さてはネファーリ
「鉄鎖のメデューサ」番外編(MF)登場人物(?)紹介M某・・・・・・実に冴えない中年男。なぜか舞い戻ってきたこのバトン(だったもの)の回答者MFと外見上は酷似している。はっきりいっていいかげん。ラルダ・・・・・妖魔と人間の運命の狂いに由来す