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2019年07月14日17:18

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安彦良和のインタビュー

ラジオ深夜便で安彦良和のインタビューをやっていた。
機動戦士ガンダムの生みの親の一人で、その後アニメから離れてマンガの世界に行き、今再び「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」でアニメに復帰した人なのだが、マンガで描いていたものが、私もやりたいと思っていたことと一緒で驚いた。
その内容は、神話や歴史の価値を再評価して紹介すること。
神話では、例えば神代を扱ったり、神武天皇を扱ったりしているのだが、戦前のように絶対肯定するのでも、戦後のように全否定するのでもなく、元になる話はあったのだろうから、それを再評価しようという態度だったという。
近現代では、松本健一からいろいろ教わり、日本が進路を誤ったターニングポイントは何時かと聞いたら、対華21か条の要求を出したところだろうと言われ、そうではなく、もっと前だったのではないかと思い、日清戦争を描いたという。
シベリア出兵なども、今ではほとんど無視されているが、日本のロシア革命とのかかわりで重要な意味があったのではないかという
要はこれらの争いが、朝鮮を巡る問題であったということ。
安重根についても触れていて、彼は両班の文人なのだが、思い込みが激しくて激しやすいところがあった。
高宗を殺したのは伊藤博文だと思い込んでいたような、おっちょこちょいのところがあって、そう見ていくと、人間として描けるように思えたという。
ここまでは言わなかったが、朝鮮を植民地にしたことで欧米列強と対等な国家として渡り合えるようになったという歴史認識も考慮すべきなのかと思う。

また、大陸侵略の養成所と考えられて全否定されている、満州の建国大学についても、日本から、本気で五族協和の理想郷を築こうとして行った優秀な人たちもいたのであり、石原莞爾は、講師として、トロツキーやガンジーも招こうと本気で考えていた。
そして、日本国内では発禁になるような共産主義の本なども、ここでは読めたというような話。
面白くて、我が意を得たりだった。
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