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2016年09月01日21:39

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煎茶と中国語

「小川後楽の煎茶の魅力」暮しの設計 伝統シリーズ3 中央公論社のスキャン中。
世に抹茶を使った茶道あり。
しかし、煎茶を使った煎茶道アリとは、高校ぐらいまで知らなかった。
日本の煎茶道で茶を喫したことはないのだが、不思議な御縁で、煎茶を味わったことはある。

原因の詳細は忘れてしまった(ことにして書かない)が、ある一件で、おわびをしなければならなくなり、当時、慶応大学に留学していた台湾人と逢った。
彼は快く詫びを受け入れてくれ、自宅に招いて、お茶を御馳走してくれた。
そこで入れてくれたのが、茶碗を温めてから少量づつ注ぎ分けて入れる、台湾の煎茶だった。
所謂茶道のような堅苦しいものではなく、大変実用的に茶を楽しむ入れ方なのだが、これはもう、煎茶道と呼んでもいいものではないかと思った。
当時、勉強を始めていた中国語がちっともうまくならないと言ったら、「ボクも日本に来たばかりの時は、日本語ほとんどしゃべれませんでしたよ」と言われた。
「今は大変上手ですね。どうやって勉強したんですか?」
と聞くと
「とにかく、しゃべることです」
といわれた。
間違ってもいいから、どんどんしゃべりなさいと言うのだ。
そんで、つられて喋ってみたら、「喝」と「吃」を間違えてしまった。
彼の友人が、直そうとすると、彼は「いいの いいの」と言って、どんどんしゃべりなさいと促してくれた。

その頃の私は無茶苦茶忙しくて、彼と遊んでいる時間がなかったのだが、あの時、彼と友達になって、つながっていれば、もっと中国語が上手くなっていたのになぁと、思う。
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