この時期になると、喪中はがきが届くようになってくる。
昨日舞い込んだのは、国税庁のキャリアだった方の訃報。
彼は北海道の出身で、子供のころ火災に遭い、お父さんは、彼を抱えて燃え盛る家から脱出して、一命をとりとめた。
しかし、家は焼けてしまったので生活基盤が失われ、苦学することになる。
国税庁に就職後、夜学に通って試験を受け直すようなことで、公務員としての人生を歩みはじめた。
結婚し、子供が生まれ、少年野球チームに入れて、成長を楽しみにして育てた。
順調に成長した息子は、野球の名門高校に進学し、ピッチャーとして活躍した。
付属高校だったので、野球で大学に進んだが、肩を壊して野球が続けられなくなり、精神的に荒んでいくことになる。
そうした息子との関係に苦しんでいるうちに癌になり、手術とリハビリを経験しながら、転勤で紋別の所長などを経て、定年を迎え、経理士の資格をとって、会計事務所を開設。
そして今年、逝去されることになった。
頑張った人生だったのだと思う。
最後にお目にかかったのは、数年前にマンションを買ったからというのでお訪ねした時だった。
最近買ったというリトグラフを見せていただいたりして、楽しく会話させていただいた。
ご冥福をお祈りするとともに、残されたご家族の幸多からんことを願う。
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