昨日は9・11だったので、J:COMで、ツィンタワーから奇跡的に脱出した人たちのドキュメントを流していた。
77階以上に居て、脱出できた人は18人とか。
過酷な状況で、よく逃げられたと思う。
通常なら、エレベーターで44秒もあれば着く77階にいた人たちは、階段で降りるしかなかった。
電気も消えた中を、懐中電灯の明かりを頼りに降りてきたわけだが、二組取り上げられていたうち、一つのグループは、同じ職場の仲間で、日ごろから仲の良いグループだったそうだが、妊娠7か月の女性がいて、彼女と子供を守るために脱出しなければならないと思って、彼女を真ん中に入れて集団で脱出できるルートを探して行動した。
階段を液体が流れていて、その量がだんだん増えて行った。
暗いので、「マッチを使おう」と言った人がいたけど、違和感を感じて懐中電灯にした。
液体は、飛行機の燃料だったわけで、それが幸いした。
また、階段が途中で終わっていて、絶望したら、明かりがかすかに見え、ドアがあって出られることが分かった。
そうして、そのグループは脱出できた。
もう一組は、男性二人で、上階から避難する途中の55階くらいのところで、車椅子の女性に遭遇した。
彼らは、彼女をエレベーター用の車椅子に移して、持ち上げて運ぶことにした。
彼らも、その障碍者を脱出させなければならないという気持ちから、早く外に出ることを考えた。
消防隊が入ってきて、階段を登っていくのに遭遇し、途中の階に、臨時の救護所ができていて、彼女を預けていくよう言われたが、彼女にどうしてほしいのか聞くと、「あなたたちと一緒に行きたい」というので、引き続き、階段を下りて行った。
外に出て、彼女を救急車に乗せて間もなく、ビルは倒壊し、巻き込まれた人たちの大半は亡くなった。
彼らは、しかし、全員助かったのだ。
この脱出を一緒にした仲間は、生涯続く強い絆ができた。
スマホなどの無い時代、彼らは何が起こっていたのか脱出するまでわからなかった。
最後に聞いた館内放送では、逃げても、職場に戻って仕事を続けても、どちらでも構わないというようなことで、自分の判断に任されていたという。
それを聞いて職場に戻り、亡くなった人もいた。
脱出できた人たちのインタビューで構成されていたのだが、最後まで姿が映し出されない人もいて、いいドキュメント番組になっていた。
そして、いろいろ考えさせられる内容だった。
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