mixiユーザー(id:5919811)

2018年09月30日11:34

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訪問者と定住者は違うということ

NHK「こころの時代」で、大村収容所の牧師をしている人(柚之原寛史)を取り上げていた。
イスラム教徒が多い強制退去者の収容所で牧師が活躍する余地は少ないのかもしれないが、それによって癒される人もいるのだろう。
彼が大村収容所で出会った、あるイラン人は、反政府活動をして3か月間拷問を受け、その傷が今も残っている。
彼は柚之原によってキリスト教に改宗し、帰国すれば、宗教的意味でも迫害を受ける恐れがある人物だった。
また、ロヒンギャの難民申請にも関係していて、難民認定されて日本国籍を修得した人物も出ているが、彼らはイスラム教から改宗していない。
多い人では6年に及ぶという大村収容所の外国人たち。
帰国すれば迫害を受ける恐れがあり、強制帰国は人道上しにくいが、難民認定して日本に定住させることもしにくいという人たちなのであろう。

「ニッポンのジレンマ」で、日大の先崎教授が、「日本の地方と言うのは、よそ者を歓迎してくれるけれど、そうした人たちは、仕事を終えたら出て行くという前提があってのことで、定住されると、その地方のルールに従わないものは排斥される」と言っていた。
外国人もそうだろう。
だから、日本社会に同化できない人物を定住させたがらない。

中国残留孤児三世が、祖母に連れられて帰国した親たちが中国語しか話せず、日本に同化できないことに違和感があって、自分は日本国籍を取ったが、それもまた違和感があって悩んでいるという話をEテレで取り上げていた。
彼女は、米国に留学したら、国籍も宗教も多様なのが当たり前で、今まで悩んでいたことが何だったのだろうと思ったという。

米国と日本では、移民難民に対する受け止め方が全く違う。
同じ物差しで測っても構わないが、それを強要することに特段の価値や意味があるようには思えない。
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