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2015年06月11日18:52

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心の時代ー日本仏教の歩みー 信と行 2回 法華思想の開花

二回目は法華経。
法華経の思想は、要約すると三つ。

○一乗思想

誰もが仏になれる。

○久遠実成の釈迦牟尼仏

はるか昔に成道を果たされた仏がいて、今現在も化身が現れて人々を導いている。

○菩薩の使命

この教えを伝え、人々を導くことが使命である。


根本にあるのは、人々を救済したいという願い。ー大悲ー

他の経典にもある基本的な願いは、命を全うさせたいという願い。

そのために、救済せんがための方便を用いる。

最澄

徳一との論争は一乗と三乗の思想論争。

密教とは、即身成仏は法華経思想の思想と同じとの理解。
これは、後に台密となって結実するのだろう。

今を逃れて外に安らぎの世界があるのではなく、今のこの火宅の中にあっても、気づけばすでに救われていることに気が付くはずだ。

「国宝とは何者ぞ 宝とは道心なり 道心ある人を名づけて国宝となす」

↑これは「一隅を照らす」について書いた時にも使ったけど、道心を「出家しようという気持ち」ではなく、もっと大きな、他者のために働ける人という意味で使っているとの解釈。

「忘己利他」、つまりは、己を忘れて他人のために働く。
世の一隅を照らすような人物。

日蓮・道元・良寛・宮沢賢治についても法華経を重んじていた点では同じ。


以上、番組の内容メモ。
以下、覚書。

法華経については、十六歳ごろに読んで、偏見を棄てろということと、方便についてしか理解できなかったのだが、友人と読んだ空海の「秘密曼荼羅十住心論」から、天台本覚思想を経て、もう少し内容が理解できるようになった。
最初に読んだ頃、岩波書店の「圖書」に法華経の描写の素晴らしさについて書いてある文章が載った。
薬草喩品だろうと思うが、雨が降ってくる描写が素晴らしいというのだ。
その頃は、そんなに漢文の力もなかったので「はぁ〜そんなものか」と思っただけだし、唱えるのではなく、読むための本なのだと思ったので、それ程気にも留めないでいた。
しかし、例えば「論語」なども、音調を整えるために使っている字もあって、長編詩のようなリズム感がある。
法華経もそうなのだろうか?
確かに西遊記のように詩で内容を表現しなおしたりもしている。
う〜ん、そんな面から、もう一度読み直しても面白いのかもしれないな。



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