階級闘争が意味を持っていた時代に、「第百階級」などという題名をつけた詩を発表するのは、社会の底辺に生きている人だろうと思うが、この詩人との出会いは、「冬眠」という詩だった。
紹介しておこう。
冬眠
・
世界で一番短い詩。
奇をてらっていrと言うより、この「点」で、冬眠のさまが表現できているではないか。
この詩を見ると、小泉八雲の「鳥取の布団の話」を思い出す。
因業な大人に布団を奪われた幼い兄弟の声が聞こえるという話だ。
「兄(あに)さん 寒かろう」
「おまえ 寒かろう」
好きな詩を列挙しておこうか。
これらの詩には、若さ以外に何も持ち合わせていなかった青春時代の、苦々しさも、優しさも、正義感も、むなしさも、みんな詰まっているように思えた。
最後に、一番好きな詩を書いておこう。
おれも眠らう
るるり
りりり
るるり
りりり
るるり
りりり
るるり
るるり
りりり
るるり
るるり
るるり
りりり
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