mixiユーザー(id:20808806)

2024年02月28日00:19

105 view

「犯罪都市 NO WAY OUT」を見て。〜狙いはハズさず、マブリーの鉄拳裁き〜

「新感染」以来、マ・ドンソクさんを見ました。そして、3作目にして「犯罪都市」シリーズ参戦。

ドンソクさん扮する漢気デカのソクト刑事は、ソウルの広域捜索隊に所属してます。ホテルから落下死した女性の死因に、違法薬物の摂取が係わっている事が突き止められて。それは、日本の暴力団から供給されたものらしいのですが。その違法薬物を巡っては、韓国で取引を委託されたその筋の者が、ピンハネを企んだらしく。暴力団の頭から、その不届き者の排除を命じられてやって来た殺し屋リキと、本来取り締まるべき立場にありながら黒社会と癒着する刑事ソンチョルが暗躍していて。

捜査妨害や敵対する相手からの実力行使を剛腕二本で跳ね返し、得られた糸口から頭も使って黒幕の本流へと辿って。犯人どもが揃ったところで、巨体に似合わない素早い身のこなしから、ソクトから放たれる右ストレート一閃。全員、まとめて正義の鉄拳制裁を喰らわせる。

ソクト刑事のファッションが、ソウル市内のクラブで薬物を摘発するため正装をした侵入捜査以外は、総てトレーニングジャケット姿。どっか、近所に私用で寄ったついでに捜査に来ましたって、ラフというか、飾らなさ。演者のイメージに合わせてのものだろうけど、何時でも、対決オッケー。刀や拳銃の武器や飛び道具も出て来るけれど、必ず、拳を交えるスタイルに持ち込まれる。

過去作を復習することなく臨みましたが、全く大丈夫。広域捜査隊の面々も一歩下がって控えていて。ソクト刑事が、必要とあれば実力行使するのを見越して、被疑者とかに接触する時も、あらかじめ「謝罪」的な発言を挟んで、介助的役割を自ら追っているうえに目だったりはせず。取り調べでも、被疑者の人権を考慮するコンプラ配慮の手助けを他の面々がアシストし、ソクト刑事直々の取り調べを完遂させて。ドンソクさんの鉄拳制裁に溜飲を下げるところ、合間に、ユーモア要素を適度に挟んでいる。

ミステリーの謎解きだとか、犯罪に係る人達の心のあやだとかを、まさか期待される方は居ないと思いますが。この漢気溢れる人気者に望むものが、ダイレクトに引き出されていて、見る人に真っすぐ、熱い拳に込めて撃ち付けられます。

久々のドンソクさんへの対面に踏み切ったのは、隣国の人気シリーズに、我が国から青木崇高さんと、國村隼さんが登用されるからです。「るろ剣」での殺陣が目に留まっての、ヤクザの刺客リキ役に抜擢された青木さんは、当然、私が知る「おらおらでひとりいぐも」で、田中裕子さんの分身の1人を演じられた青木さんとは当然違って。本家に盾突く奴らを日本刀で斬り付けて、ハングルのうめき声をあげさせていましたが。あくまでも、ドンソクさんのスター映画。大スター映画の母屋の中では、ある程度のところで、無礼も慎まねばならないのが惜しかったです。

そして、國村隼さんですが、ドンソクさんとは、直接からまずとも、悪徳刑事ソンチョル役の方には、持ちかけられた取引を、あの痺れる低音にのせた凄みで跳ね除ける貫録を数少ない場面で見せつけて。過去に、韓国映画で名演を披露しているだけあって、ドンソクさんも、手だしすることなく、リスペクトある扱いをされておりました。

拙文にお付き合い頂き、ありがとうございました。
シネマサンシャインららぽーと沼津 シアター�△砲董�

6 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年02月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
2526272829