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2022年02月10日23:26

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台湾 のこと

録画してあった「路(ルウ)〜台湾エクスプレス〜」見てます。
台湾の人と話したこと、思い出してます。
彼は留学生で、日本で一人で暮らしていた。
彼には、私が失礼なことをして、お詫びしにお宅に伺ったのだ。
「何とも思っていませんから 気にしないでください」
笑顔でそう言われた。
「わざわざ来ていただいたので、お茶でも飲んでいってください」
そう言って部屋に上げてくれた。
簡単にお茶を一杯飲んで帰るつもりが、お道具を出してきて、煎茶道のようにして入れてくれた。
恐縮の至りだった。
台湾の有能な学生は、第一志望としてアメリカの大学に行くのだという。
その次が日本で、彼は日本を選んだ。
ほとんど日本語がわからない状態で日本に来て、ある老夫婦のお宅に下宿した。
その老夫婦はとてもよくしてくれて、下宿代を持って行っても受け取ってくれなかったのだという。
「なぜですか?」と聞いたら、「我々はこの間の戦争で、あなたの国に酷いことをした。これは私のお詫びなんです」というのだだそうだ。
「それで私は、日本をもっと知りたいと思って、日本語を早く覚えたいと思いました。それで、なるべく台湾語を話さないで、日本語を使おうと思いました。大家さんと話す時も、なるべく日本語で話して」
それで彼は日本に来てまだ2年くらいだというのに、日本語で日常会話などこなせるようになったのだと言う。
そうか〜それなら私も、なるべく中国語を話した方がいいよな、と思って、「ハオチー」と言ったら、一緒にいた彼の友人に「ハオチー?」と言われた。
彼はその友人を制して、「ハオ。ハオ」と言ってくれた。
「どんどん話すといいですよ」とも。
お茶をほめるのに「ハオチー」は無いよな。「ハオハー」だろう。
彼と付き合えれば、私の中国語の上達も早かったろうと思いうのだが、残念ながら接点がなくなって、彼とはそれ以来逢っていない。

追記

以前に台湾の故宮博物院に本のことで問い合わせをしたことがある。
その時、大変丁寧な返信をいただいた。

また、友人の御子息が文化人類学をやっていて、高砂族などの研究で、一般人が行けない山岳地帯などにも出入りしていた。
そのために、霧社事件を扱った「セデック・バレ」の民俗学的な監修をやったらしい。
彼とは、御父上の退官時のパーディーでお会いしたのが最後だが、奥様は台湾の方だったと思う。

…ということで、台湾には全く悪感情が無い。
むしろ大好きだ。
一度行ってみたかったが、もう叶わないだろう。

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