mixiユーザー(id:5919811)

2015年06月10日08:59

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高橋和巳「邪宗門」

高橋和巳「邪宗門」のスキャン中。
この小説が朝日ジャーナルに連載されていた頃を知っているのだが、当時の学生運動の活動家に漂っていた理想と結末の雰囲気を伝えているような気がする。

内容は、大本教をモデルにした、権力と宗教団体の対立なのだが、終戦後に壊滅させられる宗教団体の描写は、戦前の弾圧がメルヘンに思えるほど徹底したもので、脱出した主人公たちが、貧民窟で座禅し、一切の食物を摂らずに憤死する結末も、壮絶なものだった。

自分にとっては、ある意味、これが70年安保の総括だったように思う。
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