NHKアーカイブスで「死の国の旋律 アウシュビィッツと音楽家たち」をやっていた。
最初に見た時に、強い衝撃を受けた番組で、いま見返しても、その衝撃は変わらない。
アウシュビッツで楽団に入っていて生き延びた音楽家の話だ。
彼らは、アウシュビッツに到着した犠牲者たちを油断させるために使われた。
運営に協力していた、というより、協力させられていた人たちだ。
強制労働に駆り出された人たちの行き帰りに勇壮な音楽を演奏させられ、自力で動くこともできなくなり、ガス室で殺されるまでの何日かを裸で、飲み物も食べ物も与えられず過ごす第24号棟の傍らで陽気な音楽を演奏させられた。
脱走に失敗して引き回され、絞首刑が行われるまで、先導して陽気なモーツワルトの曲を演奏させられた。
そして戦後、二度と音楽が演奏できなくなった。
こうした証言を残すことは、重要な教訓なのだと思う。
「またか」
と言われても、何度も何度も繰り返し見続けな蹴らばならない、教訓なのだと思う。
ログインしてコメントを確認・投稿する