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2015年01月10日11:47

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「新世代が解くニッポンのジレンマ」元旦SP

「新世代が解くニッポンのジレンマ」元旦SPの録画、やっと見てます。
昨秋のこの番組、けっこう面白かったので期待して見ているのだが、カミサンがLiveで見ていて、面白くなかったと言っていたので、あんまり期待しないようにしなければ。

古市憲寿 青井実と共に司会席だったせいか、ファシリテーターを意識した発言が多かったように思うが、TV的にもこうした人材は重宝なのだろう。

村上裕一 いきなりモバゲーの話で、ついていけない人続出。すべってますね。

北条かや 何でこんな人連れて来たのか?「55年体制から利益得られるか」年寄って、どこに「55年体制」があるのよ?可愛いから許されてきたって人生が顔に出ている。

安田洋祐 東大首席卒業だそうですけど、経済学部はまだこんな人材が出るのね。

堀口美奈 「善と悪の価値観が入れ替わる」のが転換ですか。それも転換には違いないけど、それだけじゃないでしょう。日本語知らないか、読みが甘いか。
     リーマンは価値観の転換というより危機管理の多様化ではないの?
     コンプライアンスは会社に入った瞬間から教育されて、村社会になっているというようなことを言っていたが、それは智慧が無いのと違いますか?
     この人のおしゃべりは時間の無駄遣い。

仲暁子 外的動機づけが崩壊して内的動機づけに価値が移行したというのはそういう面もあると思うが、そう単純ではないだろう。

ドミニク・チェン 2回目のネット問題でパネラーだった人。けっこういい感覚してると思う。多様な職業の人が手を取り合ってやっていかないと間に合わなくなってきているというのは、その通りだと思う。

五野井郁夫 1980年頃の労働組合の御用学者みたいなこと言うてるわ。 

稲垣あゆみ 国籍に関係なく働く機会が増えたというのは実感から出た言葉だが、かつては商社など、一部の職業だけが行っていたそうした働き方が増えることは考えられるだろう。

猪子寿之 情報社会になっているのに産業資本社会が続くと日本は思っているところが転換できていないと主張しているが、情報は共有されて行くのでは?
     問題は情報処理だと思うけど。 ただ、いい指摘ではある。情報資本主義で起業した連中が自然淘汰されて行って独占企業が生まれるのは可能性としてあって、それが、国歌が存在することによって規制できないとしたら、次は国家が淘汰されて行くのかも。

三浦瑠麗 自らの意思での大転換を日本はしていないが外的な影響でじわじわと変わってきている。何が変わってきているかと言えば、昭和の平等信仰。年功序列・終身雇用のような雇用状況。東京中心の金と情報の流れ。
     20世紀半ばに起きた大戦争によって富の再配分が行われたが、それは例外であって、そうした時代は二度とやってこない。つまり、格差が固定化する。
     右翼からは平和ボケと言われそうな見解だが、可能性としては有力で重要な指摘だと思う。

先崎彰容 大転換とは自分が前提としていた価値が完全に崩壊すること。大転換は起きていない。

3年前「格差」をテーマにしてやったこの番組を本にしたタイトルが「この国は僕らが変える」「もう中高年には任せられない」だった。
それが3年経って、ずいぶん覚めてきてしまった。
猪子が「より寛容じゃなくなってきている」と発言していたが、そうだろうか?
「前より発言内容により気をつけるようになってきた」というのが「空気を読む」ことだとしたら、それはより若いのが根性なしになってきたと言う事ではないのか?

トマ・ピケティと水野和夫の資本主義解釈は、昨年秋の討論でも持ち出されたが、内容は、経済成長ではなく資本収益率が向上しているという事(つまり格差の固定化)と地理的な市場が寡占状態になってきていて、フロンティアが求められない(つまり経済成長はもうありえないという話)という話。

ここから、例えば世界大戦をまたやって富や市場をフラットに近い状態に戻し、再構築することでこれまでの資本主義のメカニズムを生かすのか、全く新しい発想で再配分や成長を勝ち取るのかと言うような話になっていくのだろう。

トリクルダウン(富める者が富めば、貧しい者にも恩恵が及ぶ)が機能しなくなっていることは、アベノミクスの停滞(大企業が内部留保を増やすだけで、景気刺激策が中小企業や地方に及ばない)を見てもわかること。

安井はピケティが、富の再配分とグローバル企業への国際協調による課税をするべきだと主張していることを紹介して、富の再配分はできても、企業課税はできないだろうという事を言っていると話す。

古市が昨年流行った資本主義終焉論についてつっこむと安井は、終焉していないししないという。

資本主義がダメだとしても、じゃぁそれに代わる経済体制は何があるのかと言えば、社会主義とか国家社会主義とか、全体主義的な社会だろうが、どれも上手く行っていないことが多いから資本主義国の住民がそれを選択することは難しいという事か。
わたしは前にも書いたけど、世界が寡占状態になると、生き残るためには全体主義的な社会に近づくんじゃないかと思うんだけどね。

話は修正資本主義として資本主義が続くという方向に行く。
これは誰も異論はないと思うが、どう修正するかでは意見が出てくるだろう。

先崎は、修正していると思っているものでも極端に入って失敗した戦前の例もあるので注意が必要と指摘する。

猪子は世界中で最もハイクオリティなものを世界中の人が選ぶ社会になっていると言うが、それは違うだろう。
そもそも最もハイクオリティというものが問題だが、仮にそういうものがあったとしても、誰もが選ぶかどうかはわからない。
100パーセント近くが選ぶことも、数10パーセントしか選ばないことも、ほとんど選ばれないことも含めてありうるのだと思う。
それをコミュニティという対極で説明する(先崎は「手触り感」と表現)が、どちらもネットが生み出したとする。
堀口は母の母国であるトルコではダブルスタンダードが市場では当たり前だという。
ま、値切りが効く世界ですな。日本にもあったけど、現金掛け値なしの方が大きく商売できることがわかって廃れたわけで。

三浦が資本主義は経済だけではなく自由の問題としても存在しているという。
この話はもう少しして欲しかったが猪子が遮った。

先崎がまとめて、日本の資本主義は豊かさをもたらしたが、ネットはその上で新しいコミュニティを与えたということ。

堀口は、資本主義が行き詰って(行き詰らないとこの討論のテーマに合わないから言っているみたいだけど)手触り感が見直されつつあるという。

休会に入って、誰の意見に一番共感するかなんてつまらないアンケート取っているので、しばらくこちらも休憩。

雑談で安田が、許認可の判断をするところとして国は残ると言っていたが、地方自治体のような形で残らないとやりにくくなって来るんじゃなかろうか?

 
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