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2017年08月14日20:05

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カルディで、盆休み実感

今日は一歩も家から出ず本を読んでたので、散歩代わりに近くのイオンへ。
行ってわかりました。
「そっか、盆休みなんや」
子どものはしゃぐ声、お母さんの怒鳴り声、
通路にいっぱいの家族を観て実感しました。

カルディで買った気に入りのスパークリングが、
子どもにぶつけないように身体をよけながら、本屋へ。
家族もいない、親戚づきあいもない、淋しーいフリーランスは、
世間の邪魔にならないように、ひとり新刊の棚をチェックするのです。

というわけで、今日買った本。

「もうひとつの浅草キッド」 ビートきよし
(きよしさん側から見たツービート噺は読んだことがなかったので即購入
。僕が一番読んでるジャンルの本、それは芸人さんが書いた本です)

「恋の方程式」 北尾トロ
(著者のファンなので当然購入ですが、
今回は恋愛裁判だけを集めた異色の裁判傍聴記だということです。
トロさん、毎回面白い企画、考えるなぁ)

「競馬の終わり」 杉山俊彦
(書評家の北上次郎さんの、
「これまで書かれた競馬小説とはまったく異なる地点で描かれている本書は、
永遠のベスト1だ」の帯に惹かれ購入。近未来の競馬が描かれているみたいで、
第10回日本SF新人賞を受賞しています)


最後に、今日読んでた本。

「アーティスト症候群
     −アートと職人、クリエイターと芸能人」
              大野左紀子
(2008年に出版されたこの本を、僕は何度読んだか
数えきれません。藝大の彫刻家を卒業しアーティストとして
20年間頑張っていた彼女が、彫刻を止め、見えたものとは…。
なんだかモノを作っている気になったときに、自分を戒める時に読む本です。

本のコピー、「なぜ人はアーティストになりたがるのか。
なぜ誇らしげにそう名乗るのか。その称号をもてはやすのは誰なのか。
”誰かに認められたい欲求”によって、一億総アーティスト化した現在、
自己実現とプロの差異とは一対どこにあるのか」。
これは、僕がいつも自分に突き付けている言葉でもあります。

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