「コンパクト・ベース」といふのを買った。
おもちゃのやうな値段だったので、この際、今まで持ったことのない色=白のジャズベースタイプのやつ(フレット付き)にした。
昨日届き、さっそく弦をフラットワウンドに張り替え、まだアンプに繋いではないが、家でタラし弾きをしてゐるが、なかなか良い。
たしかに小さいが、外人のデカいプレーヤーが普通のジャズベを持っててこのやうなフォルムになるのを見てゐるので、本来日本人にはこれくらいのサイズの楽器が向いてゐるのかもしれぬ。
本体にある程度の大きさがないと音が・・・といふ意見もあるが、そもそも日本の楽器メーカーが取り組むべきはそこだったのではないか?と。
外国のモデルの模倣ばかりしてないで、独自の開発を目指すべきではなかったのか?。
小さくて、しっかりした作りで、音もちゃんとしたモノが出る楽器を。
といふ事で、このちびベース、なかなか良い。
思はぬ位置まで指が届くので、自分がものすごく上手くなった気さえす。
テンションを含んだ3声のコードが楽々弾ける。
先ほども触れたが、外国人プレーヤーのほとんどが、実際目にして見ると想像以上にデカい。
ポール・マッカートニィ師(身長180cm)が持つと確かにコンパクトなヘフナーですら、我々日本人が持つと、決して小さくはない楽器なのだ。
スティングがプレベを抱えて唄ってるが、あのフォルムはちょうどワシがこのちびベースを持ったフォルムと同じやうなかんぢだ。
ましてやルイス・ジョンソンなぞ、手形がA4の髪に入らぬくらいデカいといふ。
みなデカいのだ。
その身体で、その指で、弾くのだ。
逆に、こいつこの指(のデカさ)でよぅギター弾けるな、と思ふ奴もゐる(スティーヴ・ヴァイ、とか)。
「大は小を兼ねる」のだ。
さて、このちびベース、どこで使おうかね?
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