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2014年11月24日10:41

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旅帰りの朝mixi日記81

若い頃にはちょいと勘違いした「男らしさ」を意識した時期があった。

ある程度年齢を重ねた今となっては、さういふのを「若気の至り」だと思ふやうにはなった。そもそも「男らしさ」を意識する事自体が「男らしくない」のであって、そは老人が「若いもんには負けん」といふ姿勢を強く発信してゐるのと同じくらい、見てイタい。

加齢とともに「紳士でありたい」とは考へるやうになった。

が、「紳士」とはなんぞや?

一般的にイメージとしての「紳士」と云へばタキシードを着てステッキを持ち山高帽をかぶり珈琲より紅茶を嗜む・・・みたいな。

Wikipediaなどによると『社会的に高い地位にある男性』といふ漠然とした定義があるが、世には品格のない社長、とか下品なセンセイ、みたいなのも多い。
政治家を見て「紳士だ」と思ふヒトなぞ、皆無であらうとも思ふ。

駅などの公共施設で困ってゐる婦女子を、欧米諸国の男性がためらいなく助けてゐる図を見かけると『紳士だ』と思ふ。自分も斯様にありたい、と思ふ。

前に「自宅の風呂場で小便をしない人」が紳士である、と聞いた事があり、なるほどと思った。

よぅするに、誰にも見られてない処でこそマナーを守るひと、といふ事だ。

こないだ、全面ガラス張りのトイレで小用を足してるところを小学生女子の群れににぢっと見られてゐる、といふ夢を見た。「ここで慌てるは紳士的ではない」と思ひ、動じずにそのまま用を足し続けた、と云ふ夢だった。

紳士を目指そう。
友よ。
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