雨の懸念mixi日記26

先日のツアーで、いわゆる「湘南」・・・・
逗子、葉山、鎌倉、あたりを友人に車で案内してもらった。

昔からよく言われるやうに、サーフィンなどマリンスポーツのメッカとして知られ、またその通りの場所であり、ぢつにカリフォルニアぽいかんぢが好感持て、あぁ良い場所だな、と思った。

夏の盛りを少し過ぎてゐた、とは云へ、街をゆく男の半数は上半身裸で、女子の露出度も応じて高く、たいへんよろしい眺めであった。

同じ海辺の地域ではあっても、やはり「瀬戸内」とは決定的に違うのである。

瀬戸内は、典型的に「産業の海」であり、そこに湘南の開放感はない。
海に浮かぶはサーファーやヨットではなく、商船や漁船、フェリーや牡蠣の筏などである。
かつては海洋貿易の要所として栄え、海賊も多く跋扈した瀬戸内。
海に暮らしの糧を求めた民と、憧れと享楽を求めた民では、やはりその地域性に決定的な違いが出ても仕方はない。

どちらもよろしい。

が、いかに夏とは云へ、あのやうに超短パンから小麦色の足を付け根まで晒し、端切れを引っ掛けただけ、のやうな上着で街を闊歩する女子は瀬戸内に求むべくもなく、羨ましい限りではある。