mixiユーザー(id:2281137)

2016年02月08日08:48

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寒いが晴れるmixi日記15

尼存、とかで、一度でも検索した商品は、ことあるごとに開くページの片隅に現れ、更なる購買欲を刺激する。

ネット社会のよくできた技だ。

で、此処んところ「6弦ベース」がよく出て来る。
6弦ベース、とは云っても、今風の「ベース」としての6弦ではなく、昔の、ギターの調弦がまんま1オクターヴ下がった、いわゆる「バリトン・ベース・ギター/ベースVI」と呼ばれる奴だ。

ギタリストがギターの感覚そのままでベースを弾けるやうに、といふいささか強引なニーズに応えたのかなんなのか、とにかく初めて世に現れた6弦ベースはそんな代物だったのだ。
ギターより少しデカく、ベースより少しちぃさい。

とてもぢゃないが「ベースの代用品」として使えるものではなく、結果としてニーズがなく、時代の彼方に消えて行った・・・・ハズだった。

が、まぁ世にはラディカルな嗜好があるやうで、なんとこの楽器は此処数年でわりと「復活」したのである。各社が似た構造の楽器(大方は『バリトン・ギター』と名がついてゐる)を発表した。

当然、いまもベースの代用品、として使える訳でもなく、ある特定のジャンルや部位、あるいはかなり特殊な位置づけ、でしか使えず、大半はコレクター的な趣味の楽器、として購入されてゐるやうだ。

最近、ギターを弾く仕事が増え、そろそろなんか自分こその表現をギターでも、と思ってゐたところ、このベースVIが思ひ浮かび、
『はァ・・・アレを使って、ホンマにギターの代用品としてのベース(逆の発想)で弾き語りなぞするんもオモロいかも』
と思ひ、いまどんな価格帯で売られてるのか、を気にして調べたのが運の尽きだった。

毎日、こやつが現れ、「買え」「買え」と云ふ。

買えない値段でもない、といふのがまた・・・・。


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