ワシは、クリスマスをちゃんと祝いたいからキリスト教に入信した、と云ふちょっと変わったクリスチャンである。
間違っても「敬虔な信者」ではない。
むしろ立派な「不良信者」である。
クリスチャンである事は自覚してゐるが、此処数年、教会にも顔を出してない。
クリスマス、と云ふはキリストの生誕を祝う日、である。
舶来の祝日なのでなんかオサレに飾り立てて誰もが肖るが、歴史的著名人の生誕日、と云ふ意味においては、坂本龍馬の誕生日やマルコムXの誕生日と、なんら変わる事はない。
誰の誕生日だって、クリスマスであっても良いのだ。
ものすごい回数のクリスマスを経験して来たかのやうに思ってしまふものだが、ワシはまだたった49回のクリスマスしか見聴きしてないのだ。
それはまだ49回しか、春や、夏や、秋や、冬を経験してない事にも通じる。
20歳の木っ端アベックどもでも、たった20回めのクリスマスを共にしてゐるに過ぎない。
どんな日だって、特別な日でありうるのである。
少しだけの勇気で 赦しあう事を
僕の大事なあなたへ
Merry Christmas to you
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