「名作」であることに、誰しも異義を唱えない映画に「ミッドナイト・ラン」がある。
ワシも大好きな作品だ。
ロバート・デ・ニーロが主演の映画、にしては観後、爽やかな気持ちが残る好作品であり、デニーロ自身も「最も好きな作品」と公言してゐるらしひ。
超簡単に解説すると、賞金稼ぎと賞金首の涙と笑いの珍道中、てことになるが、詳しく知りたければ、観る事をお勧めする。
観て、絶対に損をしない映画であることは保証できる。
様々な人がこの映画の好レヴーを上げてゐて、ラストシーンの
「See you next life=来世で会おう」
といふ台詞が良い、と書いてゐる。
その通りなのだが、ぢつはこの台詞がグっと来るのは、物語の中盤、忍び込んだ貨物列車の中で過ぎしこの方を語り合う主人公二人が交わす会話に、本当のポイントがある。
「君は良い人だよ、もっと別の状況で出会ってゐたら・・・」
「やっぱりいがみ合ってたかもな」
「いや・・・友達になれたかも・・」
「あぁ、来世なら、ね」
この下地があるからこそ、ラスト別れのシーンでふたりが交わす台詞
See you next life
がイキるのだ。
「次の世では友達同士として生きたい」
さういやワシもこの映画はまだDVDとして手元に持ってないんだった。
買おう。
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